日本で一番売れていると思うコーヒーミル3選

珈琲アイテム

コーヒーを美味しく飲む為に、必ず必要なアイテムはコーヒーミルです。コーヒー豆は焙煎してからの時間経過より、挽いてからの時間経過の方が圧倒的に重要で、コーヒーの鮮度は豆を挽いてからの時間をいかに短くできるかにかかってきます。

粉の状態で販売されているドリップバッグは、どんどん鮮度が下がっている状態。美味しいコーヒーを淹れるためには、挽きたてにこだわる。挽きたてにこだわるなら、コーヒーミルは必須アイテムです。

コーヒーミルは数千円のものからコマンダンテのような数万円するもの、手動で挽くものから、自動で挽くものなど、コーヒーミル選びは悩みます。ここでは、私が実際に購入したコーヒーミルと初心者におすすめなコーヒーミルを全部で3つご紹介します

コーヒーミルを買うべき理由

鮮度

コーヒー豆の鮮度は焙煎後も重要ですが、何より挽きたてかどうかが最も重要です。コーヒーは生豆の状態から焙煎し、粉にしますが、豆の状態であれば、風味や香りは豆の中に閉じ込められている状態です。一度挽いてしまうと、風味や香りはどんどん落ちていきます。また酸素に触れることで酸化し、味わいも悪くなります。コーヒーミルを買う際は、コーヒー豆を保存するキャニスターも一緒に準備すると、より鮮度が保たれます。

香り

コーヒー豆の内部構造は空気の穴がたくさんある状態です。その空気の穴にコーヒーの香りが閉じ込められており、挽く前は香りが飛ぶのを防いでくれますが、挽いてしまうと、その空気の穴もなくなり、一気に香りは飛んでしまいます。コーヒー豆を挽く時は、毎回淹れる分だけ挽ようにして、粉の状態で保存しないようにしましょう。

味わい

焙煎直後が好みという人もいれば、焙煎してから数日経過した方が安定した味になるという人もいるぐらい、焙煎後の鮮度は人により味の好みは違います。ただ、コーヒー豆を挽いた直後が一番美味しいと誰もが感じると思います。

自分好みの味を探求できる

コーヒーミルでは挽き方の調整ができるものが多く、焙煎の深さとあわせて、挽き方の粒度も自分好みの味を探すのにとても重要です。一般的には、粒が細かいほど、味が濃く、苦くなり、粒が荒くなるにつれて、スッキリとした味わいになります。エスプレッソは極細挽きが理想とされてます。またコーヒーミルを選ぶ時には粒の均一さも重要です。細かい粒と粗い粒が混ざっていると雑味の原因にもなります。

挽く時間を楽しむ

コーヒーミルを使って、わざわざドリップコーヒーを淹れて飲むのは、ゆったりとリラックスできる時間を作るという点も大事なポイントです。仕事や家事を終えて、一息つくときに、コーヒー豆をミルで挽くところから始めることで、日常から切り離された、自分だけの時間と空間を感じることができます。

コーヒーミルの選び方

手動のメリット

1. 挽きたての香りを楽しめる

手動ミルは電動ミルよりもゆっくりと豆を挽くため、挽きたてのコーヒーの香りがより強く立ち上ります。コーヒーを淹れる前から五感で楽しめるというメリットがあります。

2. 微調整がしやすい

手動ミルは、挽き目調整機能が細かく、好みの粗さに調整しやすいのが特徴です。コーヒー豆の種類や淹れ方によって、最適な挽き目を選ぶことで、より美味しいコーヒーを淹れることができます。

3. コンパクトで場所を取らない

手動ミルは電動ミルに比べてコンパクトなため、場所を取らずに収納できます。一人暮らしの方や、キッチンにあまりスペースがない方でも使いやすいです。

4. 電源不要でどこでも使える

手動ミルは電源不要なので、キャンプなどのアウトドアでも手軽に挽きたてのコーヒーを楽しめます。

5. 手頃な価格

手動ミルは電動ミルに比べて価格が安いものが多く、コストパフォーマンスに優れています。

手動のデメリット

1. 時間がかかる

手動ミルは電動ミルに比べて時間がかかるため、忙しい朝などは不向きです。

2. 力が必要

豆を細かく挽くには、それなりに力が必要になります。女性や力の弱い方は、挽くのが大変と感じるかもしれません。

3. 一度に挽ける量が少ない

手動ミルは一度に挽ける量が少ないため、大人数でコーヒーを飲む場合などは不便です。

初めてのコーヒーミルは安価で、手入れもラクで静音性もあり、場所も選ばない手動がおすすめです。

日本で一番売れていると思う手動コーヒーミル3選

ハリオコーヒーミルセラミックスリム

生産国:中国 容量:約24g 本体重量:400g サイズ:15×7.2×22cm

セラミック製の臼で、耐久性はステンレス製に劣るが、摩擦熱が発生しにくく、熱によるコーヒー豆へのダメージを防止。受けが透明なので、挽いた量も見やすい。粉の粒度は、20段階で調整でき、つまみをカチカチと回すだけで調整可能。5回すと細挽き、10回すと中細挽き、15回すと中挽き、20回すと粗挽きとなります。セラミック製なので、強度もしっかりあり、スムーズに挽けます。また丸ごと水洗いができるので、いつもきれいな状態を保つことができます。価格は公式サイトで3300円、アマゾンでは2000円で販売しており、コーヒー器具のラインキングでは、カリタのコーヒーミルと順位を争っています。値段も手ごろで、コーヒー初心者に、最初のコーヒーミルとしておススメです。筆者もタイムモアのC2と迷いましたが、値段でこちらを購入しました。

カリタコーヒーミル

生産国:台湾 容量:35g 本体重量:540g サイズ17×8.5×21cm

硬質鋳鉄製臼歯使用で切れ味が長持ちで、速く均一に挽くことができます。挽き目の調整はトップネジ、ハンドル、ストッパーを外して調整する為、やや手間がかかります。木製なので、見た目が美しく、レトロ感もあり、プラスチック製のハリオセラミックスリムと比べると、高級感があります。木製の為水洗い時は注意が必要です。価格はアマゾン限定で2580円とこちらもコーヒー初心者にはおススメです。

タイムモアコーヒーミルC2

生産国:中国 容量25g 本体重量:430g サイズ31.8×6.4×19.4cm

ステンレス臼で、小さな力でもしっかり挽くことができ、挽き目も36段階調整可能。ベアリング内臓によりハンドルを回す際に非常にスムーズに挽くことができます。見た目も金属で重厚感と高級感があり、コーヒー初心者には十分すぎるスペックですが、最初にいいものを購入すると長く、大切に使えます。何といっても、ブラックを基調とした色目や見た目はハリオのセラミックスリムやカリタのコーヒーミルには無い、所有欲を満たすおしゃれな質感が特徴です。挽き目の調整も、臼の下部のつまみをカチカチを回すだけで36段階の挽き目を調整でき、細かく均一に挽く必要があるエスプレッソ用の細挽きなどで、その実力が発揮されると思います。C2の後継モデルにあたるC3は10,000円を超えますが、旧モデルのC2はアマゾンで7000円台から購入可能。

今までインスタントコーヒーしか飲んでいなかった筆者ですが、ドリップバッグや粉のコーヒーよりも豆を購入し、挽きたてのコーヒーをペーパードリップで淹れて飲む味わいは格別です。コーヒーの鮮度は豆を挽いてから淹れるまでで決まります。コーヒーミルを購入してコーヒーライフを充実させてみてはいかがでしょうか。

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